おはようございます。平均サラリーマンです。
朝テレビに目を通すと、「神戸製鋼データ改ざん」のニュースが飛び込んできました。「まじか??」と大きな声を上げてしまいました。この会社を知らない人にとっては「なんのこっちゃ」となりますが、このデータ改ざんはあなたにも関係していること。私はショックでした。では、まずこの会社がどういった会社なのか順を追って説明します。
★神戸製鋼
神戸製鋼とは、意外と知らない方もいますが日本国内大手の鉄製品のメーカーです。世界的ブランドでは「KOBELCO」という名前で売られています。なぜ世界にも羽ばたくことができたメーカーかというと、複合経営を特徴とし付加価値の高さを選ぶ商品制作が上手。ゆえに、特殊な金属の制作に携わっている。「スクリュ式」「ターボ式」「レシプロ式」などこちらも特殊な機械を使い、これは世界でこの企業のみが使用しています。また、一時阪神淡路大震災で被害を被ったが、鉄の値段が上昇したことで息を吹き返した頑張っている企業です。この企業で取り扱うのは、鉄・アルミ・電力が主軸です。
★今回の改ざんは???
今回のデータ改ざんは今に始まったことでなくH27年10月にも捜査が入っています。そして、今回もデータ改ざんが認められているという改ざんばかりしている企業っていう印象が少なからず、ついてしまいます。では、いつから改ざんを開始したのでしょう??神戸製鋼自体その歴史は1905年からで100年以上も続いている会社。今回のデータ改ざん自体1970年ころから開始したようですね。ちょうど、真岡工場新設・加古川製鉄所の新設・福知山工場新設と新設ラッシュの時期とかぶります。ちょうど支出が増えている時期でもあります。1970年から50年データ改ざんをできていること自体すごいものであり、「トクサイ(特別採用)」という隠語をも使用し日常的に改ざんしていたように感じます。顧客からの要望に応えるために、検査証明書の偽造をしていたようです。これは、今現在使用している鉄に対して不安を抱くことにもつながります。現在私たちの身近なところにあるものとはいったいなんなんでしょう???
★使用している商品
もうこれ・・・・結構たくさんあるんですよ。国内自動車全般っていうのがまず間違いないです。だって600社以上ですよ?神戸製鋼自体も把握できていないのが現状のようです。今回、明らかなのは「●ヨタ車」「●菱」です。●菱にいたっては「MRJ」0というジェット機にも使われています。そのため、実際に使用している車などは、公表値より明らかに強度の低下はあると思います。自動車メーカーも四苦八苦して、必要強度を持たせているので安全であると思いますが気分は良くないですよね。アルミにも改ざんがみられているということは、車スキ・バイクスキとしては、ショックです。ちなみに●崎重工とはお付き合いがあったみたいなので、●崎重工の乗り物もちょっと不安が残りますよね。良くバイクで走っているとフレームが撚れることがありました。昔の設計のためフレーム強度が低く撚れやすいのはわかっているんですが、1970年から改ざんと聞くと・・・なんか不安(笑)
★今回の事件で気になるところは
こんだけ不安とか言ってますが、一般の人が気にすることはないと思います。確かにデータ改ざんは良くないし、世界的な企業が改ざんすると日本の質も低下していきます。しかし、データ改ざんはしていますが、メーカーも必要強度以上のものを要求しますし問題ないかと。実際に車でフレームが折れるなんてさびがない限り聞くことはないと思います。生活に支障はないが、気にはなるってレベルです。なんか気分はよくないな。うん。むしろ、私が気になるのは、去年データ改ざんで忙しい時に、「神戸製鋼社員 セクハラ」と小さくニュースをやってました。シビアな時期なので教育も徹底してやっていただきたいと感じた管理人です。