こんばんわ平均サラリーマンです。今回は「男性看護師の転職」について考えてみたいと思います。なにを隠そう私は看護師という男性比率1割以下のレアな職種についているんです。けどね色々悩みもつきません・・・そんなお話( ゚Д゚)。
★看護師とは・・・。
看護師とは、みなさん「白衣の天使」「コスプレだ、ひゃっほーい」と喜ぶのは素人です。「白衣を着た怖い人」「白衣という汚染服」という認識になってくれば、ある程度玄人に近くなってきます。けど、なんで「白衣の天使」なんていう事実と異なる二つ名を獲得することができたのでしょうか。看護師についてこの人を語らねばなりません。そう!「フローレンス・ヘレンケラー」という看護の母です。そんな母が駆け落ちして、看護の仕事を一度辞めた話しはまた今度(笑)このヘレンケラーが現代看護の基礎や理論の構築をしたといわれています。このヘレンケラーを有名にしたのは、クリミア戦争。看護により多くの人命を繋いだという話しがありました。その看護師という仕事は、戦争での負傷兵である男性を看護するために女性が実施していました。そして、日本での戦争も女性が傷病者の手当をしていました。後に看護婦といわれ現在は看護師という資格名となった経緯があります。まれにですが、昔から陰に潜んだ男性看護師はいました。国によっては男性の方が多い地域があり、男性看護師がレアというのはただの幻想でありイメージです。しかし、現代日本においては、平成26年度で男性看護師は70000万人程度で全体の看護師の7%しかいません。ということは、1割にも満たず日本においてはやはり男性看護師のイメージ像は作られにくいです。その結果、男性看護師という職業ゆえの悩みが多発します。男性看護師でいるには、風のように流すことができ、時には木のように動かないことも大事です。
★男性看護師というだけで・・・
男性看護師の皆さん、こんな経験はありませんか?
1.突然変なピンク色な噂が流される
2.女性看護師VS女性看護師の間に立たされる
3.なぜか標的にされ罵倒される
4.「おとこでしょ?力かしてよ」と平然と言われる
5.給料が女性と変わらないというヤキモキ感
などなど
多分もっともっとあります。ありすぎて、忘れたいという気持ちがこれしか例がでませんでした。どうでしょう。共感できますか・・・いや本当は共感なんかできない方がいいんです。けれど、事実共感できる方はいると思います( ゚Д゚)それだけ男性看護師は女性の渦に巻き込まれているんです。ちなみに、私の病院は男子トイレなんて職員用はありませんよ。悲しい・・・。
平均サラリーマンの経歴
うん。多分興味はほとんどの方はないですよね・・・。ざっと読んでください( ゚Д゚)まず茨城県H市で出生。「オンギャー」と素晴らしい大声で泣いていたそうです。その後は、義務教育・偏差値40以下の高校をきれいに卒業することができました。その後は、スポーツ関係の職種に就職。給料が安すぎて焦りました。7時から19時まで働き、残業までしても手取りが9万円でした。もう最初は頭の中は????でした。最初の契約では20万円もらえるはずだったのになんでこんな数字なの?という未熟さゆえの怒りが爆発しました。半年で退社し看護学校へ入学。すべてALL自費だったので学費が払えずブラックリストに載ることもありました。しかし、無事一発合格しましてとある病院へ就職しました。そこの病院では、給料が安い・休みがない・女上司が鬼怖いという三十苦を味わいました。そして、古い病院であったため男性看護師は50代の「ヒゲ」と呼ばれる方しかいませんでした。20代の看護師が50代の男性看護師に向かって「ヒゲ。それとって」とふつうに言われてる姿をみて悲しくなりました。自分の父親がこんな扱いを受けていたら・・・将来自分がこんな扱いを受けてきたら・・・・涙がでます。しかも、なぜか入職後から身だしなみにとても厳しい上司がいまして「男なんだから髪を短くしてきなさい」「ヒゲが残ってんだよ」と容姿について言ってきていたんですが、ちょこちょこ「おとこでしょ」「男はこないで。」とか「男●●」という理不尽なことまでいってきました。仕事なんで我慢の連続。笑顔で耐えてきました・・・。そして看護師になった最初の手取りは15万円・・。びっくりしました(笑)確かに夜勤をやっていません。夜勤を5回やっても手当てが1万円のため、手取り額は20万円ぽっきり( ゚Д゚)どうした看護師!!!という再度そんなに仕事できないのに給料が安いという関門にあたりました。正直、こんだけやってもこれだけか、人の命を預かってるんだ!!という変なプロ意識もありました。そして、ちょっとして嫌がらせにも耐えました。給料も勝手にみられ、「男のくせにこんなに少ないの?」ともいわれました。悔しすぎます。ここで考えたのは看護師転職サイトでした。なぜかというと登録はとても簡単で、病院になにもいわずに調べることができるからです。なんと、こっそり聞くと周囲にもたくさん登録している人がいました(笑)そこで、登録し無事転職となり現在は某病院にいます。結果給料は夜勤手当を入れて30万円程度へ給料が上がりましたし、人間関係も良好です。また育児休暇ももらえるような優良企業でした。年収換算すれば、120万円も上昇です。現在はやっと某病院で私は「平均サラリーマン」となることができました。平均になるのはすごく大変です。
★男性看護師も転職して大丈夫
よく一般の会社では、年功序列という言葉がありますが我々看護師は経験値がものを言います。仮にA病院で10年看護師をしていた場合に0から始まるということはありません。入社しても待遇が良ければ10年目ということで基本給などの融通はあります。また、役職も同じように引き継ぐことができる場合もあります。そのため、急にお給料が減る場合はほとんどないですし、事実私は10万円あがりました。人間関係の面でも、10年も看護師をしていれば、いろいろな病院に知り合いもいると思います。10年目の看護師と同期ということで、新卒同様に扱われることもなく、つまらない男のメンツも保持できますよ(笑)
男性の会社員とは根底に、家族・子供がいて大黒柱だから一本の会社で頑張らなくては・・・とか退職金が減るからとかいろいろな考えがあると思いますが経験年数も減らずに転職ができるのが看護師資格の優位性です。お金のこと・人間関係のことなど悩んでいるのならば、思い切って相談してみるのもありです。もちろん私のコメント欄でも大丈夫です。けど、今一歩勇気を出すならばプロの手を借りるべきです。今動かないでいつ動きますか?
★お勧めの看護師転職サイト
〇第一位 ナース人材バンク
もうめちゃくちゃ有名な看護師転職サイトです。お願いすれば、男性の職員とも担当変更も抗考慮してくれより男性看護師に寄り添ってくれます。私も登録しております。登録後は、自分の要望を話してください。直球で!!そして、どこから仕入れてくるのか「●●病院は黒字だけど、〇病棟の看護師の人間関係は微妙かな」とか知ってます。すごい情報量です。その節は助けてくれてありがとうございました。ということで、私の中での堂々たる一位です。
〇第二位 ナースJJ
いい意味で無難な会社です。こちらでの転職はしていません。そのため、転職支援金は頂いていませんが転職成功でもらえます。嬉しい(笑)そして、無難の意味ですが事務的な要素が強いです。第一位のナースバンクは人間味がありましたが、事務的なので自分の要望を伝えやすいです。そして、スタッフの方も淡々としているので必要な要件のみで無駄な時間を割かなくていいという印象が強かったです。
〇第三位 ありません・・。
これにも理由があり、看護師転職サイト2件あればこと足りるからです。同じ地区の看護師転職サイトを何件も登録するには管理も大変ですし、言っていることが会社によってバラバラな可能性もあります。そうなると「何を信じていいの???」となり結局転職の情報収集だけで疲れてしまい転職成功とはならず、苦しい・つらい職場で過ごすことになります。ならば、有力候補2か所に絞って登録し、必要な情報を2つの会社から引き出す方が確実です。自分も悩みません。たくさん登録するのが悪とは言いませんが、自分はお勧めしません。
★まとめ
男性看護師だから・・・と言われ続けて無駄な肉体労働や偏見もありましたがやはり看護師として働いていたいという気持ちが強く転職をしました。転職をすることで、環境も価値も変化します。フロー効果が発生することにより、やる気に繋がります。現在の職場に対して、将来の不安や結婚後の不安などがあればその不安を解決するためには行動をしなくては始まりません。行動した人と、しない人では明確な違いが生まれてきます。あなたは、現状を変化させるだけの力はありますか?僕はありました。結構つかれましたけど・・・。その後は楽です。精神・肉体・金銭面でとても楽になりました。一時が大変なだけです。勇気をもって行動しましょう。そして、転職できたら祝ってください(‘_’)今その一歩を踏みしめれば将来が楽になるかもしれません。頑張ってください。
プロ未満に相談したいときには、コメント欄で相談ください。できる限り相談には乗ります。
ありがとうございました。