こんばんわ平均サラリーマンです。
今回は看護師国家試験のお話です。今学生の皆さんは学校から「国家試験を受かるためには夏が大事」「夏で成績に大きな差が開く」とか教師の方々に驚かされているところじゃないでしょうか??全然できない!!受かる気がしない!!っておもうけど、そんなに国家試験自体難しいことじゃないです。むしろ受かるために作られているような試験なので勉強の方法さえ押さえれば簡単に受かりますよっていう実体験のお話です。
目次
看護師国家試験は簡単試験
看護師国家試験の受験者と合格推移
看護師国家試験とは、厚生労働省が発行する免許で「保健師助産師看護師法」のもと施行されます。この看護師国家試験を受験するためには学校にはいり、3年もしくは4年間の学習が必要不可欠です。現在まで2018年に107回目の国家試験が開催されています。107回目は応募者が64488人いて合格者が58682人 合格率は91.0%とほぼ最高水準での合格率でした。
試験科目は、1.人体の構造 2.疾病の成り立ちと回復の促進etcが10個ほど設定されており、試験自体1日で終わる簡単な試験です。配点は状況設定が2点 他は1点です。毎年4-6万人ほど受験し、88.0-90.6%の方が合格されており超簡単国家試験に分類されます。一応、必修問題なるものが設定されておりそれを80%以下を下回った時点で試験は落ちます。そして、ほとんどの人が必修問題のミスにより落ちているというデータもあり、学校では必修問題に力を入れていることでしょう。
看護師国家試験で受かる自信がない理由
看護師国家試験は上記の通り、簡単試験です。けど、自信はなくなっていきます。なぜでしょうか?それは、
「試験だから」
というのが一番大きい理由じゃないかと思います。当たり前ですね。試験というのは合否判定もあり、「不合格」もあります。それゆえに、無駄な不安を抱きやすいし自分が敏感になるやすいと思います。
今は、5月です。今後は実習も無くなり、本格的な勉強を課せられます。その時にわからない問題は「友達に聞く」ということを必ずしますよね?楽ですものね。けど、毎回わからない問題を聞きに来る人っていませんか?それは多分このページを読んでいるってことはあなたの可能性があると思います。違ってたらごめんなさい(‘_’)毎回わからないと自問し、友達は答えられるというのがルーチンになると「私はできない」「追いつかない」「このままじゃ落ちる」という負の感情を抱きやすいと思います。
けど待ってください!!!上記で説明したように90%は受かるんです。クラス30名なら3名しか落ちないんです。そこに入らなければいいだけと思いませんか?逆にクジとかで10分の1で当たりがあるクジを、当たるように引くのってめちゃくちゃ難しいように感じますよね。看護師国家試験で落ちるっていうことは、結構難しいことなんです。なら、普通の勉強をすれば受かるし、落ちることはないです。
では勉強ってどうしたらいいの?という風に考えていくと思います。
看護師国家試験を受かるためには
私が実践したことは、「焦らない」「気分が良い時に勉強する」「やるときは本気でやる」というのをルールとして看護師国家試験に乗り出しました。私が勉強を始めたのは、1月中旬頃からです(笑)本気で勉強している人で不安が今ある人は、何考えてるの?と思うことでしょう。けど、試験は98点取っての余裕合格です。もともと頭いいんでしょ?と考える人がいるかと思いますが、高校は偏差値40くらい 暴走族が生徒会をするような学校です。頭が良いわけがない。では試験まで1か月を切っている状態でどのように勉強をしたのでしょう?
「焦らない」
これすごく重要。というか焦っていいことないです。精神的にも、肉体的にもしんどい。自分がラスト1か月で勉強し始めた理由は、「焦りたくない」という理由でした。焦らないためにしたことは、勉強をする期間を決めるということ。もともと頭は良くないので集中力がありません( ゚Д゚)ならば、5月とかに勉強したことを2月まで維持できるかと言ったら無理なんですよ。というか、人間の脳で半年以上前に見た参考書の記憶なんて常人ならば忘れてますよね?あなたは覚えてますか?半年前に開いた本の中身を。では、そこに勉強の必要性を見出して、勉強を始め周囲ができている・できていないという雰囲気にのまれることの意味はありますか?私は今勉強をするという意味に魅力を感じず焦るだけならやらないと決めました。と、いいますがただ勉強もしたくなかったです(笑)
気分が良い時に勉強する
5月から2月までって私の学校だと自習の時間が長かったんですよ。結構頻繁にあって、各自国家試験対策をするっていうのがありました。週に何回もあると、なんとなく気分が良い時があるんです。そういう時に、何気なしに教科書を眺めることや漫画気分で参考書を読んだりしていました。こういうときって記憶力が良く、うっすら記憶に残っていることが多かったです。うっすら残っている記憶は「どの参考書を開いたか?」っていうレベルです。もう何年も前になりますがいまでも、教室の風景と参考書は覚えています。そのくらい記憶力はいいです。変に焦らず、気分が乗った時に勉強っていうのはそんなに負担にならないです。
やるときは本気でやる
これは、そのままの意味です。私の場合は、試験まで1か月前に勉強すると決め全く勉強をしてこない日々を過ごしていました。周囲からも、教員からも絶対に受からない人No1の称号も頂いたくらいです。いままで友人を比べることもせず、模擬試験にも参加せず自分の学力がどの程度か把握もできていませんでした。けど、一番自分の学力が把握できるのは過去問を解くということです。友人と比べても、レベルが低ければ受かりませんし模擬試験をしても模擬ですから予想です。そんなのに振り回されるなら過去問と向き合い勉強をする方が自分がどの位置にいるのかはっきりします。そこで、ラストスパートは「過去問」のみと決め本気で取り組みました。その時には、食事中もトイレの時も、移動の時もすべて本をもっていました。一か月だけっていう目標ができたのと、これで落ちたらダサいという気持ち。そして、「不合格ならただの人」「受かれば看護師」を心に刻みつけ頑張りました。
けど、ちゃんと睡眠時間は6時間は取りました。本気でやれるよう体調を整えるのも大事です。
勉強方法実践編
私が実践したのは、「過去問」のみ反復で解くということです。私が使用していた本は有名どころでこちらの「クエスチョンバンク」です。
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クエスチョン・バンク 看護師国家試験問題解説 2019 [ 医療情報科学研究所 ] 価格:5,832円 |
これは、超お薦めですね(‘_’)この過去問をひたすら解きます。3日あれば、すべての過去問が解き終わるはずです。その中でできていない問題は復讐をします。なんで間違えたか、間違えてしまった原因はどこか、なにが分からないかなどの自分を推し量るために実践します。復習も5日あればできます。そしたら、再度問題を解きます。前回よりも悩む時間が無くなる分2日あれば可能。できてた問題ができないことや、できない問題ができたとなってくるはずです。これを繰り返し自分だけの参考書を作っていきます。繰り返し行うことで徐々に問題が減り最後には0になると思います。そうしたら、最初からやり直します。これを繰り返しです。
繰り返し行うことで、過去問の系統が分かる上に過去問に対応した復習ができますよね。過去問に特化した内容の問題を根拠でわかります。そうすることで、厚生労働省が考えた新しい問題にも対応ができるということです。
けど、どうしても不安な方は他の参考書も同様に購入をお勧めします。というのも、「クエスチョンバンク」だけでは独自性のある問題が少ないからです。確かに過去問だけで、問題の傾向や対策も練ることはできますが、参考書を作る人は問題を作るプロでもあり考えもしない問題を出してきます。「クエスチョンバンク」でも独自性の問題があると思いますが、少なめになってます。より対応力を付けたいならば、ほかの参考書も買って2冊体制で行けばほぼ間違いはないと思います。私は2冊購入した口です(‘_’)
例えばこんなの。
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予想問題集です。これを、過去問と関連付けてやることでより応用力が身につくと思います。 注意点としては、薄い本を選ぶってこと。分厚い本を買っても全部できないし、できない問題が増えて自分を圧迫するだけです、薄目の本で、できない問題はどんな傾向の問題か、それは過去問ではどのあたりの問題なのかを参考に両方の本を使うのが一番頭の中に入ります。根拠+傾向対策ができますので効果的です(‘_’)
まとめ
この記事は本当に実体験です。1か月切って勉強を始める人今まで見たことないと全員の教員に言われました(笑)けど事実自分は合格することができました。勉強することの意味や必要性、タイミング、方法などを見極め自分のペース配分ですることが長期の勉強には重要です。疲れますし。
自分に自信がない、できないなどの負の感情がでてきてしまったら、意味のない焦りや、意味のない勉強、意味のない背比べなどしなければいいんです。看護師の勉強では、根拠が大事になりますが自分の勉強方法には根拠はありますか?不安だからするというならばやめて、自分のルールの上で合格目指しましょう。だって、本当に簡単な試験だから。
以上、お付き合いありがとうございました。