こんばんわ平均サラリーマンです。最近忙しく更新が少しずつですが、遅くなってきてしまいました( ゚Д゚)
今回は、沖堤防にも持ち運びができる・・・そして安いクーラーボックスのご紹介。沖堤防にもっていく容量やスペックを考えて釣具屋に行くと結構な値段がします。高機能なものの紹介が多い中で、ちょうどいいクーラーボックスを探している人って結構いるんじゃないんでしょうか?
そこで、サラリーマンのお小遣い範囲で購入できるクーラーを検討しています。最強のクーラーボックスとか、3日間氷が溶けないとかどうでもいいんです。1日ちゃんともって、安ければ最高。社会人になって家族をもって、何日も連続で釣りをすることもほとんどないですよね。
そこで、沖堤防にも持っていけるサイズ・スペック・値段がちょうどいいクーラーボックスの紹介です(‘_’)
目次
クーラーボックスの種類
クーラーボックスとは、持ち運びができるバック型の保温冷蔵ができる箱のことです。1980年ごろから流行りはじめ、最近では知らない人がいないくらいメジャーな商品となっています。この便利な箱にも種類があります。
では、どのような種類があるのでしょうか見ていきましょう。
ソフトクーラー
ソフトというくらいですから、柔らかいクーラーバックです。一番身近なのは、お弁当箱入れですね。材質はアルミ+ポリエチレンで構成されており、材質の厚さによって保冷力の違いや耐久性の違いがあります。一番の長所は使わなければ、コンパクトに収納できることやアルミに絵が転写されていればお洒落に見えるところです。しかし、保冷力が弱い。釣りやキャンプではほぼサブのサブという位置づけにあたります。なので、基本使用場所は日常生活の中です。
ハードクーラー
ハードクーラーとは、周囲がプラスチックやABS、アルミなどを周囲で覆い中に断熱材をいれて保冷力を高めている商品。頑丈であるがゆえに重量はあり、場所も取ります。しかし、釣りではほとんどの方がこのハードクーラーを使用しています。
このクーラーボックスに使用されている断熱材にも種類が3段階ほどあります。
発泡スチロール
一番安価で性能が一番悪いとされています。ホームセンターなどで0~2000円くらいで販売されているクーラーボックスはこれに該当します。発泡スチロールをプラスチックで周囲を覆ったのみです。発泡スチロール自体1cm程度。クーラーボックスを解体して残念な気持ちになります。クーラーボックスの4隅など発泡スチロールで覆うのが難しい箇所には覆われておらず外気の影響をもろに受けます。一番のメリットは価格 デメリットは保冷力ですね。
発泡ウレタン
発泡ウレタンとは、炭酸ガス+ウレタンで形成された断熱材のことです。一番身近なのって最近の住宅に使われている断熱材などではないでしょうか。我が家も発泡ウレタンの断熱材を使っています。このウレタンで、断熱効果を上げているクーラーボックスもあります。価格的には5000-10000円くらいで買えるものもありますが、容量によります。大きければ大きいほど高価。発泡なので、クーラーボックス周囲に隙間なく重鎮でき、熱伝導率が低いため保冷力は高め。とりあえず、ちょうどいいの買うか!となると大体この保冷力になってくると思います。
真空パネル断熱材
真空のパネルを配置し、熱伝導を極限まで下げた断熱材です。2002年の頃から使用され始め、現在は冷蔵庫とかにも使われている技術です。歴史が浅い=新製品ということは高いです。びっくり高いです。サイズにもよりますが、10万円とかする商品もあります( ゚Д゚)だいたいですが、発泡ウレタンの1.5倍の保冷力があるとされています。値段は倍以上違います。保冷力も高く、3日間とかは氷も解けずにいることができます。けれど、真空じゃなくなれば、保冷力は一気に低下します。雑な扱いは厳禁。お金がある人用ですね(‘_’)保冷力も値段もトップクラス!!!
クーラーボックスの容量
沖堤防で使用したいということで考えなくてはいけないのが、クーラーボックスの容量です。小さすぎても、大きすぎてもつらいです。
0-20Lクーラーボックス
このサイズは堤防サイズだと思います。沖堤防に行くと、不意の大物や大漁であることも多いようでこのサイズではいまいち。沖堤防には、1日分の自分の食料や水分などもクーラーボックスへと持っていきます。そこに、魚が釣れればどんどん追加され、次第にリリースしなくてはいけなくなります。内容量が多くなると、保冷力も落ちていき鮮度も落ちます。持ち運びが便利という反面、使いにくさを感じると思います。20Lサイズでいうと外寸の大きさが31cm×51cm×30cm程度の大きさくらいになってきます。内寸であればもっと狭くなり、40cm程度の大きさの魚が数匹で満杯になると思います。沖堤防にもっと夢を見ましょうよ!!
ということで、沖堤防には向いていない。
20-30Lクーラーボックス
このサイズくらいになると、沖堤防向きとなってきます。渡船から、堤防への渡しの際にも重すぎると大変ですし30Lが限界だと思います。大きさも30Lで、33cm×67cm×34cm程度。飲み物・食べ物などを入れても結構広いです。内寸も小さくなりますが、60cm台の魚も入ります。しかし、気を付けなくてはいけないのが重量。ここら辺のクラスになると5kg程度となってきます。2Lのペットボトルを2本凍らせて、食べ物などを入れると10kg程度なりますよね。そこから、釣り具などを持つと総重量15-20kg程度となってきます。帰りは魚も釣れればその分重くなります。自分の体力に合ったものを選んでいくのが大事となってきますね。
30L~のクーラーボックス
すんごいマッチョならいいですが、けっこうきついと思います。車のトランクなどに積んでおくような代物となってきます。ジギング船など、船釣などで使用していくクラスとなってきます。堤防や沖堤防などでは不必要ですね。
ちょうどいいクーラーボックス紹介
ホリデーランドクーラー 27H
日本製であり、日本の職人さんが手作りで組んでくれている信用できるクーラーボックスです。安いクーラーボックスは1cm程度の板のような発泡スチロールですが、こちらは、厚さが3cmもあり保冷力が高めです。実際レビューなどを見ると1日は余裕で持つ性能のようですね。
沖堤防で使用するならば、27Hがちょうどいいサイズかとおもいます。商品サイト見ていただけたらわかるとは思いますが、27Hにはキャスター+肩ベルトと両方ついてきます。堤防上の移動も楽ですし、担ぐこともできるという便利さ。そして、重量も3kg台。価格も5000円しないという格安さ。ダイワ・シマノなどの発泡スチロールのクーラーボックスなんて同サイズであれば1万円はします(‘_’)
と聞くと、安い分性能が悪いとか保冷力が悪いとか考えると思います。しかし、製造元である伸和が実験もしてくれています(株式会社 伸和)27Hに30%の氷を入れてボックス内の温度変化と完全に氷が溶けるまでの実験内容となっています。27Hに関しては、40時間は12℃という冷蔵庫並みの温度をキープでき、60時間経っても14℃程度。かなりの保冷力があることが実証されています。すごいですよこれは!!!
コストパフォーマンスはかなり高いですが、デメリットもあります。それは、ちょっともろいということですね。蓋の上に座るとたわむってところです。これは、端っこに座ればいいだけですし5000円でこの性能が手に入れば特に気にならない問題かと思います。
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価格:4,780円 |

イグルー アイランドブリーズ 28ローラー
アメリカ製イグルーです。1947年から製造を始めたアメリカでは馴染みのあるクーラーボックスです。アメリカに居たころは結構使用去れている方がいました。大きさは26L程度のこの商品は、6000円台で購入が可能です。しかも、ウレタンフォームを使用しています。
この値段・このサイズでウレタンを使用しているのは、この商品くらいです。「27時間は氷はあった」「ロゴスの保冷剤で半日アイスが溶けない」などの高評価もちらほら。
また、テレスコーピングハンドルという転がしやすいハンドル装備。地熱をもろにあたらないようにする工夫など保冷+移動に関して配慮されている商品です。重量も4kgと軽量の部類に入ります。移動に使用するタイヤもゴムタイヤを完備。
こちらのデメリットは、蓋が硬めであけにくいことがあるようです。
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イグルー(IGLOO) アイランドブリーズ 28 クーラーボックス (27L) #44558 クーラーボックス クーラーバッグ アウトドア キャンプ 保冷バッグ 【送料無料】 価格:5,990円 |

ダイワ クールラインα 2S 2500
ダイワが食い込んできました。ダイワのクールラインのSというランクですね。一応一番下のランクで発泡スチロールとなっています。サイズは25Lで、価格も10000円しません。価格も安く、発泡スチロールであることで性能が低いと思いますが、さすが釣りに特化したメーカーです。発泡スチロールは独自開発しており、ホームセンターで販売されているようなものとは歴然の違いがあります。しかしながら、もって1日程度という意見が多くあり日帰りの釣りにお薦めというところでしょうか。ダイワというブランド力で買うのもかっこいいのでありだと思います。ちなみにシマノはちょうどいいサイズで10000円を切るものはなさそうです(‘_’)
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ダイワ クールラインアルファ2 S 2500 マゼンタ / クーラーボックス 価格:8,419円 |

まとめ
いろいろなクーラーボックスがありますが、ちゃんと釣りに使える保冷力・移動力・価格と厳選するとこの3つしか世の中に流通をしていません。何百とあるクーラーボックスの中でもたった3つです。
そして沖堤防での使用を考えると、やはり紹介したようなサイズがベストかと思います。重さを考慮すると、かなりぎりぎりサイズですね。
ちなみに一番のお勧めはホリデーランド27Hです。というのも、発泡スチロールとウレタンの熱伝導率の違いは0.1程度です。約1.5倍の違いとなりますので、少しの工夫で発泡ウレタンに近い保冷力を持てると思います。
安いクーラーボックスを購入して改造するのもありかもですね。