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ぎっくり背中の治療と予防


こんにちわ、平均サラリーマンです。夜は少し冷えましたね(‘_’)うーん寒い。では、今日の本題である「ぎっくり背中」の治療と予防の巻きです。

結構「ぎっくり腰」という言葉を聞きませんか?20代の頃はほとんど聞かなかったのに、30代になるとかなりの人からこの「ぎっくり腰」という言葉を聞くようになり年とったなーと感じております。

そして、私も「ぎっくり背中」持ちなんです。一番最初になったのは、洗車中です。タイヤを洗おうとしゃがんだ瞬間に痛みは訪れました・・・。なんで急に来るんでしょうね?(‘_’)季節は冬でした。背中が痛くて、アスファルトの上に2時間も寝そべっており低体温で死ぬんじゃないかと思いました。仕事で毎日人を持ち上げていたりと結構背中を酷使していたので、しゃがむという動作がトリガーとなり発症したんだと思います。

経験した人ならわかると思いますあの痛みを。背中の神経が痛んでいるようなあの変な痛みと、mm単位で体を動かさないといけないつらさを・・・。

そこで、予防できるならばしたいですよね??痛む原因があるということは、それを予防できれば「ぎっくり背中」ともおさらばです(‘_’)

では、ぎっくり背中の理解からしていきましょう。

ぎっくり背中とは???

「ぎっくり背中」というと、ちょっと馴染みがないし自分ではすごく痛いけどこれがぎっくり背中かわからない!!!って人もいると思います。ではぎっくり背中とぎっくり腰の違いはなんなんでしょうか?

私たち医療関係者もふつうに「ぎっくり腰」という言葉を使用はしますが、正式名称は「急性腰痛」などと呼びます。ぎっくり腰とは、なにかの拍子に突然腰が「グギッ」と痛みが走り、痛くて動けなくなってしまう症状のことを指します。

腰椎周囲(くびれよりちょっと下あたり)の筋肉の炎症や断裂などが原因であり、病院へいってレントゲンやMRIを撮っても原因ははっきりしません。ひどい筋肉痛や肉離れみたいなイメージです。

背中には、いろいろな筋肉があり「曲げる」「伸びる」「捻る」など動作の要となっています。人によって炎症を起こしてしまう筋肉は違い、それが腰の方なら「ぎっくり背中」であり、胸椎周囲(肩甲骨周囲よりちょっと下)当たりならば「ぎっくり背中」となります。

そして、「ぎっくり背中」の人の特徴があります。それは、姿勢が悪い!!です。姿勢が悪いということは、間接への負担が増している状態です。そこを無理して筋肉で動かしてしまうために酷使し発症するパターンが王道。

どちらにしても、かなりの痛みがあると思います。

ぎっくり背中の症状

「痛い」というのは、皆一緒ですがぎっくり背中の炎症具合によって症状が違くなります。症状が強ければ、完治にも時間がかかります。

そこで、発症後2-3時間後の症状に対する個人的ランク表と個人的完治期間です(‘_’)

ランク1:背中を主体とする動作をすると「ピキ」ってするけど運転もできるし、歩行も可能

ランク2:日常生活はできるが、「捻る」「屈む」などの動作をしようとするが痛くてできず動けなくなる

ランク3:身体動作はもちろんのこと、「深呼吸」でさえ痛む

ランク4:いまだに動けずに横になっている

私の中では、大体このようなランクになっており、完全に痛みが引くまでには下記のような期間でした。

★ランク1では、発症時はかなり痛むんですが、2時間くらい経つと「あれ?動けそう??」という気持ちが出てきます。実際ゆっくり動くと少しずつ体もほぐれ日常生活を送ることができました。痛みが引くためにかかった期間は2-3日程度でした。

★ランク2では、発症時の痛みは同様でうごけるんですが、背部に負荷をかけそうになると再度猛烈な痛みがきます。そのため、怖くて痛くて動けなくなります。痛みが引いたのは1週間かからず、ってところでした。

★ランク3では、日常生活は数時間無理でした。もうめちゃくちゃ痛む。うつ伏せで私は良くいるんですが、ちょっと動くと痛むので移動はチョコチョコチョコって虫みたいな動きになります。動けるようになるまで、3-4時間はかかりますが動き始めてからの完治は1週間程度でランク2と同じですね。

★ランク4・・・これ本当にやばいですよね。呼吸で痛むのはもちろん、頭の中で「これってぎっくりじゃないよね。救急車・・・呼べない。死ぬ」くらい連想させるほど痛みます。寝返りまでに4時間、動きが変になっちゃいますが歩行までに6時間くらいかかります。1日寝ていれば、とりあえず次の日に動けるけど2日目も深呼吸で痛む。完全に痛みが引くのみ2週間以内ってところでした。

30代の男性でもともとスポーツをやっていた人の筋力でこの程度なので、女性であったり年配であったりすればより期間が長くなる可能性はなります。うーん・・怖いですね。

 

ぎっくり背中の予防

ぎっくり背中の予防方法は凄く簡単ですし、お金もかからず行うことができます!!!

「ぎっくり背中」とは、前述した通り、筋肉の炎症です。昔学生のころに、「筋肉痛」というものをしたと思います。最初は毎日が筋肉痛でしたが、徐々に筋肉痛がなくなっていったと思います。筋繊維が太くなり、炎症や断裂しなくなったからです。

そして、若いと柔軟性があります。新品のゴムは伸縮性ありますが、古いゴムはちぎれてしまいますよね。

同様のことが「ぎっくり背中」にも言えます。どのように筋繊維を太くすればいいでしょうか?また、柔軟性を向上させるにはどうしたらいいんでしょうか?紹介していきます。

運動

「ぎっくり背中」を発症してこのページを見ている方は最後の運動はいつですか??筋トレは日常的にしていますか??多分していないことでしょう・・・。仕事が肉体労働だから毎日運動しています!!っていう人がいますが、根本的にその考え方は間違いです。仕事で使う筋力以上の高負荷がかかることによって発症してしまうんです。仕事では、小さなストレスが蓄積され、崩壊した瞬間にあの痛みが来ます( ゚Д゚)

どのような運動がいいかと言いますと、普通に背部を鍛えることを意識した筋トレを行えばOKです。例えば広背筋を鍛えようとしたとします。そうすると、周囲の筋肉も鍛えられるのであまり動かさない筋肉も鍛えることが可能です。なにも、特別な器具も必要とはしませんね。

昔の筋トレで「背筋!!」といえばエビぞりになりながらした記憶ありますよね。あれを、自分でできる範囲で実践していけばいいと思います。しかし、継続しなくてはならないのであまり負担がならないよう実践していく必要があります。

お風呂から上がったら10回×3セットなど基準と目標を設けるだけでやる気もでますし、やり易いとおもいます。私は、毎日10回×3セットを繰り返していますよ。はじめて1年たちますが、劇的になんか変化したのかというと微妙ですが、筋トレを始めて一度もぎっくり背中にはなっていません。

 

柔軟

柔軟性とは、筋肉の柔軟性と関節の可動域に対する柔軟性です。筋肉への柔軟性はよくご自分が分かっていると思います。「私体が硬い!!」っていう人には、こちらも毎日の柔軟をお勧めします。

柔軟を行うことでのメリットは多くあります。柔軟を行うということは、筋肉・筋・血管・関節などなどすべてが柔軟されます。柔軟を行うことで、筋肉はもちろん、血管なども柔軟され血液循環やリンパ管などもされ血行促進も向上。また、日常生活においても可動域が向上することでけがの予防や、基礎代謝の向上にもつながります。いいことづくめなんです。

ぎっくり背中に関して言えば、背筋群~脊柱の関節可動域の向上を目的とします。そこで実践する時間帯は、明朝もしくは入浴後にしましょう。

朝に行うメリットは、寝ていることで固まった筋肉・関節を動かすことで、日中のぎっくり背中の発症予防が挙げられます。朝一は体がとても硬いです。変な負担がかからないように朝から柔軟しておけば、発症率も下がるということです。

入浴後の柔軟のメリットは、純粋に柔軟性を高めていくということです。日中に体がほぐれ、入浴後にほぐれています。入浴後は「柔軟のゴールデンタイム」とされていますが、たった45分程度と短いです。短い時間帯ですが柔軟を行うことでより体が柔らかく効果が期待できます。入浴後は飲水をしてからしましょうって書いてある本などがありますが、柔軟後でも構いません。45分以内に胃~腸~腎臓にまで回るのは人体の構造上難しいです。なので、優先すべきは柔軟です。

 

柔軟の方法として簡単にできるメジャーな方法は、体を捻る、伸ばすです。

この捻り方なんて理想です。これならば、背筋・殿筋・脊柱とすべての柔軟が期待できますね。ぎっくり背中になったことがあって慢性的に背部に痛みがある方は、この捻り方が結構つらいと思いますが頑張ってください。

そして一度の柔軟に対して、30秒程度の実践でいいとおもいます。しかし、無理は禁物です。伸ばしすぎも筋繊維を痛めてしまいますよ。これを3セット程度実践すると、少し背中が軽くなったような気がしませんか??毎日少しずつやりましょう。

 

もし、ぎっくり背中になってしまったら

「やっちゃった!!やばい。」という方、発症直後は動くのは諦めてください。少し、動くの止めて痛みが落ち着くのを待ちます。痛みが強い=炎症が強いということですので、無理に動いてしまうと痛みが長引きます。自分で動けると思った時に動くようにしてください。

次に行うのが、アイシング。見た目では分かりませんが、炎症を起こすと腫脹しますよね。この腫れも痛みを長引きます。もともと無い腫物が、筋肉内にあるということはそれだけで痛みますよね。その炎症を抑えるためにアイシングをしますが、これは受傷日のみ。翌日からは、冷やさないことが大事。腫れてしまったところの循環を良くして、腫れたしまった物質を血液循環により取り除いていきたい。冷やすと血管・リンパが細くなるので非効率です。

痛みをどうにかしてくれ!!って人は、残念ですが諦めてください。色々試みましたが痛いのは痛いです。いかに痛む期間を短くするのかがカギとなります。最終手段として痛みを和らげる方法ならば、ロキソニンが一番お勧めです。今では、薬局で販売もされておりとても手に入りやすくなりました。腎機能障害や妊婦・授乳中などに規制があるので、不安な方は病院受診し医師へ相談してください。

まとめ

筋トレと柔軟が大事です!!これさえわかってもらえたら嬉しいです。柔軟方法など色々あると思います。自分の知っている方法でも、間違いはないと思います。一応、ジムで使用して便利と感じた筋トレ+柔軟ができる「寝ながらぶら下がり?」を紹介しておきます(‘_’)興味があれば、見てみてください。


継続は力なり!!!少しづつですが、頑張ってみてはいかがでしょうか??

 

最後に注意点として述べますが、背部が痛むというと「ぎっくり背中」以外にも多くの病気が隠れている場合があります。心筋梗塞・胃がん・肺がん・胆石症発作・膵炎などなど・・・たくさんありすぎて書ききれません(‘_’)もし、なんか変だぞ??って思ったら柔軟とか筋トレとかどうでもいいので早く医療機関を受診してくださいね(‘_’)

 

では(^_-)-☆

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